豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 マニュアル娘

 昨日の買い物の話である。
 534円の買い物をした。1円玉を使い切りたくて、しかも10円玉がなかったので、554円出した。つもりだったが、1円玉と100円玉とを間違えて653円出したのだった。100円はすぐに返却してくれたが、そうなれば残ったお金は553円である。気のきいたレジなら1円がありますか、と聞くところだろう。二十歳前の若いおじょうさんだったせいか、19円のおつりをよこした。1円玉を追加して、9円を10円に両替してもらった。
 マニュアルにない作業だったのだろう。で、マニュアル通りにしかできない、しないので、マニュアル娘と名付けた次第です。