朝のテレビで小泉総理の所信表明が放送されていた。見るともなしに見ていたので正確ではないが、次のような発言だった。
「郵政民営化は正論じゃないと言われていたが、国民は正論だと言った」
国民が小泉を選んだから正論だというのは、暴論ではなかろうか。正論かどうかは、論そのものが正しいかどうか、による。
ただ小泉総理は、国民は郵政民営化を正論だと考えて自民党所属議員を選んだ、と言ってたのかもしれない。それなら正しい。国民は単に小泉がかっこいいから選んだのかもしれないが、郵政民営化は正しいと考えて選んだことになるのである。
私は違うよ、と言いたくてこれを書いているのではない。ただ小泉総理に、郵政民営化は正しいのだ、などと言われたくないだけである。総理は、郵政民営化について何の説明もしてないらしいのだから。
本日もよく寝られた。気分よし。
