豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

田植え

 我が家の窓の一つが筑波山に面していて、そこからわが家の裏庭ともなっている蓮田に連なる田が見える。田植え後一週間ぐらいではないか。
 田植え後、稲の葉が日々大きく青くなっていく様を見るのは楽しいし、またうれしいものである。
 若いころは、東京近郊の農家が土地を売って優雅な生活へと変わっていくのを見て羨んでいたが、今になってみれば、あれは一部の農家だけのことだったと分かる。農家全体はそのせいで、都会からとやかく言われて損をした。誰かのせいなのだが、今もその人は現役で活躍しているようだ。九州方面の議員さんである。


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