豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

質問と解答

 本日の生物学の授業も楽しく実施できた。人類700万年の進化史を話したのだが、私は長谷川政美先生の説、アウストラロピテクス・アファレンシスは、ヒト、チンパンジー、ゴリラの共通の祖先の可能性は捨てられない、という説に心酔しているが、そのことを中心にクロマニヨン人が、モンゴロイドコーカソイドなどへの分化し、モンゴロイドが大きく二つに分かれ、その二つが日本列島で一つになった、というストーリーを述べる。
 最後に学生からこんな質問が出た。アウストラロピテクス・ロブトスなどはどんな経過で絶滅していったのか。答えは、言語コミュニケーションが十分でなく、集団で食料を調達するのがうまくいかなくて、氷河期を乗り切れなかった、ということのようである。解答も一番前に座っている学生が教えてくれた。この学生はNHKの生物進化のビデオを全巻見ているそうで、詳しい知識をもっている。これは現在のAV機器の進歩とソフトの充実の結果である。素晴らしい。教師としては、知らなかったことを恥ずべきか。


 リフレーン
 日本は原爆を持とう。


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