豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

リチャード・クー

 本日の産経一面にリチャード・クー氏が、失われた十年の間に日本が採った財政出動政策を評価する記事を書いている。そこまでは書く人はいようが、クー氏はさらに麻生太郎首相を持ち上げている。マスコミから総すかんの首相を持ち上げるのは勇気がいるだろう。
 どう持ち上げているか。首相は世界各国のトップに向けて、日本が採った財政出動政策について、その有効性を英語で説いているという。ブッシュ大統領胡錦濤首席も麻生首相の話を聞いて参考にしようとしているという。


 リチャード・クー氏は次のように結論している。


「日本にも優秀な政治家は多数いるが、海外に日本の経験を自身の言葉で、そして英語で話せる政治家はそう多くない。麻生首相は日本が世界を正しい方向へ導くためには不可欠な人物なのだ。
 字を読み違えたくらいで、政権をつぶしてしまえという今のマスコミ世論は正気の沙汰ではない」


 すばらしい総理ではないか。
 
 太田述正氏は、総理を吉田ドクトリン信奉者と確か断じていたが、よしんばそうであれ、ブッシュらを英語で自分の言葉で説得する総理なんて、なんてかっこいいんだ。マスコミが負けるのではないか。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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