豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

ビリーブ・ミー

『中近東で値段の交渉などする時にひげ面の土地の男などが出てきて「私を信じてください(ビリーブ・ミー、トラスト・ミー)」と言ったら、「それだけでそいつは嘘(うそ)つきだと反射的に思わないとだめです」と訓練されて、私は30年以上生きてきたのだ。』


 上記は、今日の産経の「曽野綾子の透明な歳月の光」の「トヨタいじめ」の一節である。鳩山由紀夫首相がオバマ大統領に言ったという「私を信じてください」と、同じ表現をトヨタ社長が言ったことに対して、両者に対して曽野綾子が上のように書いている。


 曽野氏は、トヨタ民主党内閣の基地問題の優柔不断な態度のトバッチリでいじめられている、としているものの、最後はこう結論した。


「しかし総理になるにも社長になるにも、多分日本人とは違う文化と意識が存在することを認識することも大切なのだ。その部分の教養に欠けると、こんないびられ方をするようになる。


 そろそろ民主党内閣が厭きられ始めてきたのではないか。確かに、自民党内閣だったら黙ってても基地問題は解決したろうから、トヨタはここまでいたぶられはしなかったろう。が、所詮、アメリカは民主党内閣である。やはり何がしかは貢がされたに違いない。
 そうは言っても現状は、景気がよくならない。今の内閣にはお金を大量にばらまく、という発想がないから、デフレが続いたままで、景気が良くならないようだ。また基地問題でごたごたしていて、それでいたぶられている。一方で、民主党は金にはことのほか汚いことが分かってきた。まだ自民党の方がよかったとかなりの人が思い始めているのではないか。曽野氏の今日の論はそのことの表れの一つだろうと思う。されど、属国から抜け出すかどうかの第一歩のところである。もう少し辛抱せねばならないのだろう。


 リフレーン
 国家反逆罪新法を作ろう


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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