産経新聞の「曽野綾子の透明な歳月の光」565「中学生の国際援助」で「人生の裏側まで学ぶ機会」と題するコラムである。
現地の人が五円で買うものを、日本人ボランティアには十円で売ろうとする。値切ってくださいと、[曽野綾子は]頼んだが、ある日本人が五円までまけさせないでくれ七円にしてくれと言ったという。七円でその差の二円が一種の安全保証になっているという。どんな政変があっても、日本人シスターは殺されないですむのだそうだ。
人から聞いた話にしたところがうまい。いい話で思わず涙がこぼれそうになった。曽野綾子、うまいなあ。
たまたまそのコラムの下にあった「島村抱月」と「松井須磨子」の話が載っている。これも強烈な話である。
リフレーン
集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)