豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

日本はいつまで搾取を続けるつもりなんだ

 太田述正コラムからのコピペである。コピペの出発点と最終点は紫色で示し、注目してもらいたい部分は赤字で示した。コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


 出だしからコピペしたが、目的は赤字以降の2節めである。
 いつまでも属国を続けるなと、太田述正さんは言っているのである。ただこれは太田述正コラムを読んでいる人には余計な説明であろう。


URL;http://blog.ohtan.net/archives/52267576.html
太田述正コラム#9538(2017.12.23)
<皆さんとディスカッション(続x3565)>

<太田>(ツイッターより)
 「労働生産性、日本はG7の中では最低…それでも日本が過去最高となったのは非正規雇用が増えていたから…」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/20/intl-comparison_a_23313597/
 「…理由<は、>…効率的な働き方が浸透していない…<及び、>日本特有の“おもてなし”の文化…<すなわち、>日本では“無料”や“安くする”という意味合いで “サービス”という言葉が使われてい<る>が、サービスとは本来お金を払うべきもの…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14066816/
 これらの理由は誤り。日本人にとって、職場も提供する財・サービスも、単に対価を得る手段ではないのさ。
 別の言い方をすれば、働き手は全員経営者であり管理者であり、お客様は神様なのだ。
 ところが、全球化の進展で、このユニークなシステムを従来通りの形で維持するのが次第に困難になってきているワケ。
 その象徴が、経営者意識も管理者意識も持ち得ない、かつまた、お客様と関わらないか即物的に関わることしか期待されていない、非正規雇用の増大なのさ。

 米国人の平均寿命が2015〜16年、2年連続して縮まった。  これは、ベトナム戦争等で国内が混乱していた1962〜63年以来のこと。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-42452733
 トランプの大統領選出とも相俟って米没落の兆候が顕著に。  日本は、この老醜を晒す哀れな「超大国」の搾取を、一体いつまで続けるつもりなんだろうね。

<太田>
 関連記事だ。
 読んで字の如し。↓

 Extreme poverty returns to America・・・https://www.washingtonpost.com/news/made-by-history/wp/2017/12/21/extreme-poverty-returns-to-america/?hpid=hp_hp-cards_hp-posteverything%3Ahomepage%2Fcard&utm_term=.8b06538ad79f


 リフレーン
 防衛キャリア30年大田述正
 最大の安全保障はアメリカからの独立
 http://blog.ohtan.net
(皆さんとディスカッションをクリックしてください)


 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)