もうこの人は天才である。
私は「架け橋」ブログ管理人をやっているから、うまくアップされたか否かを知るために、毎号、全作品を印刷し紙になった全作品を読んでいる。もちろん余計なことだが、自分の作品も読む。26号では「読書ノート」(木原孝明)に感動した。この作品は、これまで付けてきた読書ノートの抜粋である。随筆「読書ノート」を読み感じた点を以下に核。
木原さんは、一言で言えば、天才である。とくに一つのことを徹底してやることができる天才である。
昭和五十三年六月号の「新潮」からノートんをつけ始めた。八月号の「遠い日の戦争」(吉村昭)を読んだ。この作品が氏の読書人生を変える作品となった。そして、社長さんであり余裕もあるからだと思うが、新潮のバックナンバーを揃えられるだけ揃えようと考え、数百冊のそれを買い込み、それらも読み始めた。そうして読み終わった小説が、昭和六十二年四月二十日で作品数七百になったという。そこでいったん中断した。
再開は平成二十二年八月に「架け橋」の同人になって、田口先生の添削を受けて随筆を書き始めたことがきっかけである。その最初は平成二十三年三月十五日「花食い姥」(円地文子)である。
平成二十九年十月二十六日で読書ノートは千百八になったという。なお、千一に『カシオペア旅行』(小杉山基昭)を挙げてくださっている。ありがたいことである。
今年からは大学文学部の通信教育を受けるという。
天才は休むこと知らない。
リフレーン
防衛キャリア30年大田述正
最大の安全保障はアメリカからの独立
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リフレーン2
日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦「管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)