トリノオリンピックでメダルが取れないのは、ドーピングの失敗ではないのか。外国の選手では、けっこうドーピングで有力な選手も失格している。検査がきびしくなったとか、なんらかの脅しの情報がながされていたのではないか。それに怖じ気付いたのが日本だけだったのではなかろうか。
諸国にあっては、何人か見つかってもやむをえないと割りきって、ドーピングの研究をしていると私は推測している。同じ力なら、ドーピングしている方が勝つ。日本も本格的にドーピングの研究を始めたかと思っていたが、今回の成績からは、まだまだそこまで腹を括ってはいなかった、ということのようである。
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