今日の産経新聞の曽野綾子の『透明な歳月の光』は冴えている。政治の世界で当選して喜んでいる人がいることを驚いていることから始めて、起承転結の転あたりに、福島社民党党首を批判している。けっこう辛辣ながら、私の琴線に触れるものがあった。その部分をそっくり引用する。
選挙運動中のテレビの画面では、福島社民党党首が「皆が安心して暮らせる生活を」と、まだ口にしていた。「安心して暮らせる生活」などという状態は、いかなる時代のいかなる国家にも土地にもありえない。弁護士の教育というものは、そんな単純な現実と哲学さえも教えないのだろうか。それとも、そうした現実を把握しない人が政治家になるのだろうか。
曽野氏は福島社民党党首が弁護士の資格を持っていることを知っているからこう批判したが、この批判は誰に対しても使える。私は、自民党にもひそかにその政策を求めていた。
リフレーン
日本は原爆をもとう。
[人気ブログランキングへ]
よろしかったらクリック願い上げます。