豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

政府紙幣発行

 本日付の「株式日記」は、政府紙幣発行を支持している。長くなるが、その部分を前後も含めて貼り付け、一番肝心な部分は太字にする。なお、太字の中のイタリック部分は、「株式日記」原典中で太字だった部分である。政府よ、政府紙幣を印刷せよ。この政策をセイニアリッジという。丹羽春喜氏の熱く説くところである。
 読者諸氏、詳しくはリンク先からたどられたし。


<株式日記>から
財務省や日銀官僚はバカだからその仕組みが分からない。コンピューターによる生産の合理化は100倍1000倍の生産力の増強になり、通貨も100倍1000倍に増やしていかなければ、生産過剰で消化しきれなくなる。昔は1日に1個しか出来なかったものが100個も1000個も出来るようになり、売り上げも100倍から1000倍にならなければなりませんが、客に買う金がなければ値下げして売るようになる。それがデフレだ。


国内で売れなければ海外に輸出して売っていますが、貿易黒字が溜まって円の価値が上がる一方だ。貿易黒字と共に円も発行していかなければ、海外に対しても売れなくなる。それに対して日銀は通貨の発行を抑えているから円が上がり海外にも売りにくくなる。これ[円の発行のこと]は経済力が強くなればしなければならないことであり、アメリカもかつては世界の工場となりドルをばら撒いて基軸通貨にした。


政府紙幣の発行は、日銀がなすべきことをなさないから出てきた議論であり、日本の経済力の拡大に伴って円を世界にばら撒いていかなければ、いつまでもデフレと円高に悩まされるだけだ。大英帝国アメリカも世界の覇権国家になるころは長い間デフレに悩みましたが、ポンドやドルをばら撒いて基軸通貨になってきた。今度は日本の円が基軸通貨になる時代が来ているのかもしれない。


國枝氏の発想は、課税による国家財政を賄うと言う発想は間違いであり、政府も市場から資金を調達して財政を賄うほうが合理的だろう。国債が売れなくなるときは金利が上がりインフレ経済になったときであり、その時は比重を税収に置くようにすればいいのだろう。インフレになれば自動的に税収も増えるから、それで国債の償還をしていけばいい話だ。


民間に金が余っているのだから国債の発行で財政を賄うことは合理的であり、財政再建を今やることは間違いだ。国債の発行残高が1000兆円になっても超低金利であり、円高も続いていると言うことは国債をもっと発行して日銀が買い取って円を世界にばら撒いて行かなければ、ドルは世界の基軸通貨としての命は尽きかけている。



 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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