豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

書くことで人は動くか

 何年か何十年かは思い出せないが、書いた言葉では人は動かないが、しゃべった言葉、演説では動くと何かで読んだ記憶がある。本当だろうか。ヒトラーが演説を重ねてドイツ人を動かしたことが、例として挙げてあったように記憶している。


 だが、フジテレビ包囲デモを見れば、パソコン上に書いた言葉が人を動かすことが分かったのではないか。


 パソコンの言葉はしゃべった言葉に近いものだ、と言われれば、それはそうかもしれない。言葉を見たら、とたんに反論も賛意も書ける。即反応できるから演説に近い。


 ということは、パソコンを利用できれば、政治を動かせる、ということになる。すばらしい道具を我々は手に入れた。テレビを撲滅できるかもしれない。「たけし」やナイナイとかの芸人の片割れに一泡吹かせられるかもしれない。楽しいことだ。


 世の中はけっこう楽しい。私なぞは特に己れの感情のままに生きてきた。けっこうそれでもなんとかなってきた。もっとも感情をもっと抑えていたら、もっとうまくいったのかもしれないが、それは神のみぞ知る領域である。私は十分満足している。


 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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