豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

人は若い時代を繰り返す

ただ、それはまったく同じに繰り返すされるのではなく、他人との関係がひっくり返った形で現れる。若いころ私は激しく上司にたてついた。そう書けば、あたかも対等の立場でたてついたように聞こえようが、そうではない。ひたすら私が、上司に対して、先輩との関係を不公平だと不平を言ったのである。せんぱいとの関係に焼きもちを焼いたに過ぎない。そして後年、部下からたてつかれたのである。

ただこの時、私はなぜたてつかれたのか今になっても分からないのである。

 私の職業はそのときは大学教授であった。助手、今は助教と呼ばれるがは、その職種を採用した。そしてその助教との関係がこじれにこじれたのであった。仕事を学生に対するように事細かに指示しなかったせいだと、今はそう考えているが、本当のところは分からない。博士を持って助教として採用した人に何を教えると言うのか。言えることは一つ。私が若い時のままで成長していなかったから、若い人の扱いが分からなかったのである。多分そんなところである。(01:39)

 リフレーン1

 防衛キャリア30年太田述正

 最大の安全保障はアメリカからの独立                                                                            https://www.ohtan.net/blog/

 リフレーン2

 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)