豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

拉致被害者を救うために

 横田滋さんを始めとする家族会の人達が、座り込みをしているところへきた。座り込みをしている人の数は五百人を超える。全員しゅくしゅくと座り込みを続けている。騒がしければいいというものじゃない。静かな抗議も悪くない。
 集団の一人として集会に参加した。十人ほどの警官が座り込みの人達の前を何回も通る。参加して何もできるわけではないが、参加したという気持ちだけが残った。参加したことで、こちらが仕事をしたつもりになった。