豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

 平成17年度日本会議運動方針

 平成17年度の日本会議の運動方針は、以下の通りであった。
 1.教育基本法改正を達成する
 2.8月15日に靖国神社20万人参拝集会を成功させる
 3.人権擁護法案を廃案とする
 以上のうち、人権擁護法案については、古賀 誠議員がなんらかの公式の役割を辞したことで、今国会での成立はなくなったとのことであった。
 懇親会に出席した。小野田寛郎さんと握手した。83歳だか84歳だと紹介されていた。つねに奥様をエスコートされていて、戦前の紳士を思わせた。戦前の軍人はいかにもうつくしい。小泉総理の不本意(この正しい言葉が今とっさに出てこない)ながら戦死された御霊をおまつりする、といった言葉に対して、ばかにするなと怒っておられた。
 小柄な紳士と握手して、日本会議茨城の役に立つことをしたいと意を決して帰途についた。
 上野でたまたま乗った電車(これが最近できた新車だった。デジタルに入れた)の中でこんなことがあった。子供、中学生ぐらいの娘が二人乗ってきた。座っている私の目の前で持ち物の手提げをぶらぶらとゆさぶっている。うっとうしいな、とちらっと見やったら、連れの娘が注意してやめさせた。対人関係をまったく無視するわけじゃない。今の時代の若者もすてたものじゃないと思った。