読売新聞

　読売新聞は大きいから小回りがきかないかと思いきや、朝日毎日産経などより小さいニュースによく対応している。
　全国図書館大会が水戸市でつい先ごろ行われたが、報道したのは茨城常陽読売だけであった。おそらく県庁記者クラブには発表があったのじゃないかと想像するが、地元の二紙と読売だけという結果である。
　余計なことだが、『身から出た錆』で私が「日本随筆家協会賞」を受賞したときも、取り上げてくれたのは、常陽新聞読売新聞と常陽と名のついた綴じ込み紙であった。そんなこんなで、産経から読売に替えたいのだが、販売店も替わるので、販売店とはずっと仲良くやってきたばかりに、産経を取りつづけている。産経販売店が読売を販売していたなら、とっくに読売になっていたろう。だれもが言ってるから受け売りで申し訳ないが、石井英夫が左遷されて以来、産経には不満があるのである。

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