豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

19世紀末以降の日本史をどう見るか

 太田述正コラム(#2900、2008.11.8)が、標題を分かりやすくまとめている。近現代史を、アングロサクソン文明と欧州文明の抗争の歴史としてとらえている。私にはとても参考になった。
 その中で本文の結論部分と私が考えた、「日本自身も……」以下を貼り付け(太字)、URL(イタリック)とともに示す。


URL:http://blog.ohtan.net/archives/51290204.html

日本自身も、「15年」戦争の際の軍の統制の乱れ(将校の下克上、兵士の無規律)、兵士の人命の軽視(餓死戦病死兵士の続出、玉砕の多発)と、それにより支那一般住民に不必要に多数の犠牲者を出したことを厳しく反省するとともに、米国による日本の都市無差別爆撃、就中原爆投下、ソ連による満州居留民に対する暴虐行為やシベリア抑留を強く批判し続けるべきだろう。
 その上で日本は、米国に対し、上記逸脱行為が、米国の第一の原罪たる有色人種差別と並ぶ第二の原罪であること粘り強く説明してその反省を促すべきだろう。
 私は日本が、米国からの「独立」を達成し、日本による説得によって逸脱行為を反省し、改心して純粋なアングロサクソンとなった米国と(現行の安保条約を廃棄した上で)双務的な同盟条約を締結し、他のアングロサクソン諸国等とも手を携えて世界の平和と安定、そして繁栄に尽力する日が一日も早く来て欲しいと願っている。



ここまで到達できたのは、太田述正コラム(#4929、2011.8.14、URL:http://blog.ohtan.net/archives/52095253.html)による。#2900を示しているあたりを、以下に貼り付ける。


 貴方が拒絶反応を示した「キチガイ史観」は、ちゃーんとした歴史書(7〜8割くらいが英米の学者、2〜3割くらいが日本の学者の歴史書)に拠った太田さんの歴史観を私が超簡略化したものなのだ。
http://blog.ohtan.net/archives/51290204.html



 リフレーン
 集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
 http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html


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