豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

太田述正さんが株式日記を引いていた

 太田述正コラムからコピペである。 

「<太田>(ツイッターより)」、が太田述正コラムの出発点である。
 この出発点から「株式日記」の部分までを全部コピペしてある。「株式日記」の部分の始発と終わりのところを赤字で示した。
 コラムのURL(イタリック)と書誌的事項はコピペの直前に置く。


URL;http://blog.ohtan.net/archives/52254743.html
太田述正コラム#8884(2017.1.30)
<皆さんとディスカッション(続x3238)>

<太田>(ツイッターより)

 「…トランプ大統領が内戦下のシリアで国内避難民らが居住するための「安全地帯」を設置する構想を明らかにし<た。>…
 米軍のシリア介入拡大につながりかねない。…」
http://mainichi.jp/articles/20170130/k00/00m/030/043000c
 「順当」に進めば、金欠病⇒対日防衛努力飛躍的強化要請、となる。
 いい奴っちゃ。

<人気ブログランキング:防衛・軍事57中>(2017.1.30)http://blog.with2.net/rank4807-0.html

1位 防衛省OB太田述正の日本はアメリカの属国

<株式日記>(2016.8.14)

 --大陸打通作戦の日本軍による勝利が、戦後の東アジア史の基本を決定づけたことを、我々は忘れてはならないでしょう。--
◆一財務官僚の先の大戦観(その2) 8月12日 太田述正・・・
(私のコメント)

 「株式日記」では大東亜戦争を植民地解放と人種差別撤廃のための戦争であると主張してきました。明日の8月15日は終戦記念日ですが、連合国の終戦記念日は9月2日だ。しかし植民地解放闘争や人種差別撤廃闘争は戦後も続けられており、大東亜戦争は終わってはいない。
 戦闘は確かに終わったが、言論戦や思想戦に舞台が移っているだけであり、アメリカは未だに人種差別国家であり、白人警官が無抵抗の黒人を撃ち殺している。つまり戦闘の舞台はアジア、アフリカからアメリカ国内本土にまで広がってきた。黒人の大統領が選ばれるようになっても白人たちの人種差別意識は根強く残っており、1948年までアメリカ軍内部での人種隔離は続いた。
 しかしこのような歴史観アメリカ軍にとっては都合の悪いものであり、日本はナチスドイツのような極悪戦争犯罪国家でなければならなかった。このような事は戦後教育でも徹底して行われて、戦時中における「聖戦」意識はどこかに吹き飛んでしまった。
 日本は戦闘に負けたばかりでなく、戦後の思想戦、歴史戦でも負けで、少数の歴史家がネット上でゲリラ戦を戦っているような形勢ですが、戦争当事者が生きている間は冷静な判断は難しい。オバマ大統領の広島訪問も今年実現されましたが、アメリカ軍による原爆投下の方がよほど戦争犯罪行為だろう。
 大東亜戦争には多くの課題が残されていますが、太田述正ブログで、インパール作戦大陸打通作戦について書かれている。インパール作戦大陸打通作戦も戦後の歴史に大きな影響を残しているとのことですが、多くの日本人は近現代史については学校でも学ぶ機会が無く、専門家でないと議論すらできない。
 インパ−ル作戦も大陸打通作戦も日本の敗色が濃くなってきた1944年の作戦ですが、その目的はインパール作戦ではインド独立であり、大陸打通作戦は、中国のアメリカ陸軍基地からのB29による空襲が行われてくるようになり、その米軍基地攻撃の為の作戦だったという事です。
 1944年ともなると日本軍の補給もままならなくなり、とても作戦など出来る状態ではなかったかと思いますが、負けたのは日本海軍であり、日本陸軍終戦間際になっても大規模な作戦を行って、大陸打通作戦では大勝利を収めている。日本軍は戦車やトラック輸送による部隊が電撃作戦を行い航空作戦も行われた。
 インパール作戦は補給に問題があり大きな損害を出しましたが、シナ派遣部隊は最後まで大作戦を行って勝利している。だから8月15日の終戦はシナ派遣軍にとっては不本意なものであり、中国とは戦闘で勝っても本土が爆撃でやられては仕方が無かった。全ては日本海軍がだらしがないからであり日本陸軍は負けてはいなかった。
 しかし戦後になると、日本陸軍は悪者になり日本海軍はアメリカに大敗北を喫したにもかかわらず、戦争に反対した良識派と言った歴史小説が戦後に多く書かれた。東京裁判でも裁かれて絞首刑になったのは陸軍ばかりであり、海軍の高官は処刑されていない。米内光政は上海事変を拡大させた張本人であり東京裁判で裁かれないのはおかしい。当時の陸軍は不拡大方針だった。
 戦後日本がこのような悲惨な状況になったのは、日本海軍がアメリカ海軍に徹底的に敗れたためであり、山本五十六や米内光政は連合国側のスパイだったのではないだろうか? 暗号に対する扱いも陸軍はちゃんとしていたが、海軍の暗号はアメリカにダダ漏れだった。

 リフレーン
 防衛キャリア30年大田述正
 最大の安全保障はアメリカからの独立
 http://blog.ohtan.net
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 リフレーン2
 日本と中国をいつまでも仲違いさせておくことは全欧米諸国の、ここ百年の基本戦略である(藤原正彦管見妄語」162、週刊新潮31号、平成24年から)