本日、バイオテクノロジー概論の授業で、黒毛和種の雌牛を20頭飼育している子取り農家の子弟が学生として在籍していた。今、BSEが出てから、子牛の値段がいいという。去勢で50万円、雌子牛で40万円ほどで出るという。畑作もしているというから、1000万円の収入も可能だろう。茨城県の一億円農家(肥育農家)のことも、知っていた。繁殖から肥育までの一貫経営を営みたいという。すばらしいの一言あるのみ。
16年間、農学部の教師をしてきて、はじめて出会った農家の跡取息子である。これからの農家は、大学ぐらいは出なくちゃね。