社会言語学5をとりまとめる。
ダイグロシア
二言語変種を使い分けることであるが、 出光美術館
一方がオバート(prestige 1)、他方がカバート(prestige 2)になっている場合にダイグロシアという。オバートをH変種、カバートの方をL変種という。普通、文法はH変種からL変種へと流れていく。両者は補い合う分布をなしている。ここまでの考えを述べたファーガソンは構造主義の言語学者で、この補い合う分布という概念は音素分布でも出てきた。
代表的ダイグロシア
マルタにおける英語とマルタ語の例が挙げられている。
スイス:標準ドイツ語(H)、スイスドイツ語(S)(実際には同じくらいプレステージあり)
中世イギリス:上流ではフランス語でH変種、下流では英語でL変種。14Cまでに英語だけに統一された。L変種に統一された珍しい例である。
中国:文言(日本でいう漢文)(H変種)、白話(L変種)
アラビア語
イラン、イラク、アフガニスタン、パレスチナ(地域)、イスラエルなど20以上の国・地域で話されている。
正則語:フスハー、H変種
方言 :アーンミーヤ、L変種、発音や語彙が各地方によってそれぞれ違う。
アラビア語起源の言葉:sugar、cotton、magazine、alcohl、コーヒー、シロップ
バイリンガリズム
個人が2言語を使用する能力を持ってイル場合をバイリンガリズムという。トライリンガル、マルチリンガルもあり、これらをまとめてポリグロットという。1言語を使う人はモノリンガルという。
バイリンガルの生じる条件
両親の言語が異なる
移民
征服
習得
母語の干渉
第一言語の特徴が第二言語を使用する際に現われて生じる誤用
セミリンガル
第一言語の習得が不十分であったりしたときに第二言語が系統立てずに入った場合、どちらもも話せるが、どちらも1言語話者のレベルに達しないことが生じる。このことをいう。読み書きの能力があると母語能力が保存される。
臨界期
言語は左脳が担当する。左脳化することを一側化といい、一側化終了の時期を臨界期と呼ぶ。10−11歳ごろと考えられている。
非言語コミュニケーション
ボディ・ランゲージ、しぐさ、顔の表情、アイ・コンタクトなど
リフレーン
日本は原爆をもとう。
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