1.「ひらがな」と「カタカナ」
「ひらがな」と「カタカナ」とでは、どちらが覚えやすく、またどちらを先に教えるべきか、という宿題について、討論した。
結論をまず述べると、「ひらがな」の方が覚えやすいし、先に教えるべきである。
理由は、一つはカタカナの字形が似ていることである。これに対しては、ハングルの字形が相互に似ているから覚えにくいことが例として挙げられた。二つめは、漢字に似ていて覚えにくい、ということである。三つめは、機能面からの理由で、「ひらがな」が多い、ということである。実際、幼児は「ひらがな」から学ぶ。ただ、自分の名前と出身国の名前だけは、カタカナであってもすぐ覚える。全部を通しては、「ひらがな」の方が早く覚える。
以上から、現在では「ひらがな」から先に教えるようになった。このことに特段に力になったことがある。1950年に、外来語をカタカナで表すと決められた。それ以来そのほかのことは「ひらがな」書きになったのである。現在では、カタカナは識別しにくいと考えられている。事実、全部が「ひらがな」書きの文章なら読もうという気になるが、全部がカタカナ書きの文章は、端から読む気にならない。
2.日本語の語彙と指導
日本語の語彙の特徴
和語、漢語、和漢語、外来語がある。
和語:「くん」読みの語。「キ」「カゼ」「フネ」「カオ」「メ」
転音:アメ→アマオト、サケ→サカイ、カネ→カナクボ、フネ→フナタビ
連濁:日々(ヒビ)
語頭に濁音、「ラ行」音がこない。茨城県の方言に「じゃんぼ」で葬式
音象徴:「さけさけ」「ざげざげ」の仮想の二つの音を比べる。どちらの音の方が強さ感じるか、どちらの音の方が清さを感じるか、といったことが先生から質問された。前者では「ざげざげ」、後者では「さけさけ」であった。ほとんどの人が一致した。音と意味との間には関連がないが、とくにオノマトペにおいては、音が特定のイメージを表すことがある。これを音象徴という。外には例えば、サ行やカ行はきつい印象を与えるが、マ行やナ行は柔らかい印象である、といったことがある。
虫を表す言葉:「せみ」の名前がたくさんあるのは日本語ぐらいである。
雨:こぬかあめ、きりさめ、にわかあめ、など「雨」の言葉も多い
例えばエスキモーには「雪」の言葉がおおい
外来語
和製外来語:カラオケ、オフィスレディ
ズボンをいくつ挙げられる?→ズボン、スラックス、パンツ、パンタロン、ボトムス
和漢語:持ち帰り弁当、など
複合語:ほろにがい、どすぐろい
人称代名詞
自分、わたし、おれ、おいら、せんせえ、
あなた、きみ、あんた、おまえ、自分、おめえ、せんせえ、
あの方、おばちゃん、おじちゃん、てめえ、じじい、ばばあ、わかぞう、くそ坊主、あんちゃん
絶対敬語と相対敬語
リフレーン
集団的自衛権の行使を首相に決断させよう
http://blog.ohtan.net/archives/52004075.html
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