豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

世界の日本語学習者

 国際交流基金のホームページからとった資料をもとに、世界の日本語教育の現状について概略が説明された。その話の中で、「所さんの笑ってコラえて」で世界の日本語学校について放送されている、と述べられたのは、先生も番組を見ておられるのである。概略次のとおりである。


 2006年で133か国で日本語教育が行われている。学習者数はおよそ298万人である。細かな数値は、機関数は13,639機関、教師数は44,321人、学習者数は2,979,820人である。学習者数はともかくとして、133か国は多いといえよう。


 日本語は世界の中でどのくらいの位置付けになるか。

 英語が世界一の強さ:アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、アイルランドニュージーランド、フィリピン、シンガポール、インド、(アイスランド)。
 中国語が第二:17億人、中国、台湾、華僑。ここで漢字圏、非漢字圏の言葉がが出た。
 スペイン語が第三:スペイン、南米ほかたくさんの国を含むが、強さはその数には比例してない。
 四位が出ないままに、日本語は五番目ぐらいにあたる、という話題になった。海外での教育機関数、教師数学習者数の統計から、1990年から1993年に海外の日本語教育機関が増えている。その間、日本はバブル期で、日本に行けば仕事があるということで、海外での日本語熱が高まったために増えたとの説明であった。世界で日本語が盛んなのは、一位韓国、二位中国、次いでオーストラリアインドネシアなどである。オーストラリアでは小学校から日本語を勉強している。インドネシアでは日本の企業が進出している。また、アニメ、マンガ、映画などで東ヨーロッパで日本語教育が盛んになってきている。以上のように、日本語教育は世界でかなり盛んである。

 東欧の例として、資料「ポーランド日本語教育事情」(菅生佐千江)の講読をした。ポーランドでは「浮世絵」と「マンガ」が同一レベルの文化として扱われていることが、この資料から分かった。


 リフレーン
 国家反逆罪新法を作ろう。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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