豊丘時竹の続続「平素の戯言」

エッセイでもコラムでも随筆でもなく、ミセラニーです。

異文化間教育

 母語話者と非母語話者とのコミュニケーションについて勉強した。
 日本語教師としてもっとも気をつけなくてはならないことは、ステレオタイプに見ないことである。
 これからは日本で死ぬ覚悟の長期滞在者が増える。これらの人々が、地域の人々とコミュニケーションできるように、地域の人々を説得することが日本語教師の役割になってきている。
 学習者は日本人が普通にしていることがすべて学習項目である。学習者から日本語教師がなにかを学ぶことができるという姿勢で臨むと、学習者のストレス緩和に役にたつ。
 そのためには、教えるという立場に立たず、サポートするという立場に立つ。
 アイデンティティーについて考える。
 自己、文化、コミュニケーションは三者が相互に影響を与えあっている。この文化やコミュニケーションを通して明らかになる違いのことを、アイデンティティーという。
 違う文化の人々が出会うと、言葉は伝えるために存在しているという普遍性はどの言語も変わらないが、一つの単語にたくさんの意味があるという多様性を持つため、内容が分からないことがある。
 また文化(言語)によって常識が異なるために意味が通じないことがある。例えば、八本足の動物は日本では「タコ」だが、インドでは「クモ」である。
 お詫びと感謝の言葉はどの言語にもあるが、翌日になってまでお礼を言うのは、たぶん日本語だけである。
 滞在者のW型曲線についても勉強した。ストレスのかかり具合となくなり具合をたどると、
W型曲線になる。
 取り急ぎ、本日の講義をまとめた。


 リフレーン
 日本は原爆をもとう。


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